こんにちは。ぷぷるです。
春から秋にかけてロンドンに数ヶ月滞在していたことがあるのですが、その間よく見かけた虫や動物は日本とは違いビックリしました。
私は虫が大の苦手。
動物は大好き。
それぞれの生き物に遭遇した時の対処法など書いてみたいと思います。
これまでのお話はこちら⇓
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蚊よりハエ
日本の夏とは違い、湿度が低く真夏で気温が30℃ぐらいあっても、カラッと乾燥しているロンドン。
そのせいか蚊やG(←文字で書くのも嫌なあの虫…)は見ませんでした。
どこかにはいるんでしょうけど…
私の行動範囲の中では一度も遭遇しなかったです。
その代わり、ハエがしょっちゅう部屋の中に入ってきてバトルしましたねぇ(笑)
「なーんでロンドンの家の窓には網戸が付いてないんだよ〜(泣)」
しかもデカイんですよ。動き早いし。
だからバシッとすることもできないチキンな私…
したとしても後片付けができないから。
窓さえ開けとけば夏は涼しいって考えてるからか、暖房器具はあっても冷房がない部屋だったので、常に窓は開けっぱなし。
(閉めると密閉性が高く、室温がすぐ上がる)
だからハエが入ってきたら、雑誌か新聞紙を持って、パタパタあおいで窓の方に誘導。
でも一直線に窓の外へは行ってくれないから、長い時は30分以上の間、ハエを見ながらパタパタやって部屋の中を一人でウロウロしていたのです(汗)
動き回ると汗がでるので首にタオルをかけて。
パタパタウロウロ…
高い所を飛ぶので上向いてるから首が疲れるし。
でも出て行ってくれるまでは終われない。
私の部屋の窓からは庭を挟んで、建っている隣の家の窓が見えます。
だいたい同じ高さ。
すごく近くはないし、そちらは時々部屋の明かりがつくという感じでした。
だけどこっちから見えるってことは、あっちからも見えてるはず。
お互い窓にカーテンなし。
(カーテン付けない家も多い)
アヤシイ奴だと思われているだろうが…
やめるわけにはいかない!
…と、これを多い時は週一ぐらいのペースでやっていました。
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カラスじゃなくカモメ
日本の朝の光景と言えば、ゴミをあさるカラス。
カラス対策でゴミ置き場にネットを被せたり、囲いを付けたりと様々な方法で、賢いカラスと人間の知恵比べを繰り広げていますね。
ですがロンドンのゴミ置き場をあさっているのは、カモメでした!
最初に見た時は、なんの鳥だかわからないけど、黒いカラスじゃなく白い鳥がゴミを??
と、ビックリして友達に話したところ、
「あーそれはカモメだよ」って教えてくれました。
だけど海も川も近くにない住宅地のど真ん中。
なぜカモメが??
理由はよくわかりませんが、
ロンドンではゴミをあさるのはカモメというのが割と普通の光景らしいです。
カラスがいない訳ではないです。
日本ほど大きくなく、細っそりとした姿で広い公園の木の周りで見かける事が多かったですね。
カモメはカラスのように人間を突っついてくることはないので、見かけても素通りすれば良いだけ。
野良ネコより野良リス
住宅地では首輪を付けたネコさんが外を歩いていたり、屋根でお昼寝してるのもよく見かけました。
首輪をしてない野良ネコはたまに見かける程度。
その代わり、野良リスがたくさんいます。
ネズミより大きくてネコより小さい、尻尾がふわっと長くて色は濃いグレーで、めちゃくちゃ走るのが速い!
これも初めて目の前を通り過ぎた時、なんだかわからなかったので友達に聞くと
「あーそれリスだね。リスはその辺にいっぱいいるよ。
ベンチに座って何か食べてると盗られたりするし」
と教えてくれました。
私の中でリスのイメージと言えば、茶色と白のしましまで木の実を食べるチップとデールみたいなのしか知りません(笑)
だから住宅地の中を野良ネコのようにあちこち走り回っていることや、人の食べ物を奪うってことにとてもビックリしました。
それに意外と凶暴らしいです。
硬いクルミの殻を砕けるほどの前歯、木をスルスル登れるほどの爪を持ってますからねぇ。
ケガしたくなければ見かけても安易に触ろうとしない方が無難です。
そういえば以前テレビで、住宅街に現れるリスのために家と家の境にある壁に小さな穴を開けて、通り道を作ってあげてる地域があるって言ってたなぁ。
調べたけどそれに該当する記事や画像が見つからなかったので、見つけたらまた更新しますねー
運が良ければ白鳥
春~夏の間は渡り鳥である白鳥がロンドン市内にもやってきます。
テムズ川の岸辺でのんびり寝ていたり、つがいで優雅に泳いでいる姿を見る事ができるんです。
川へは下りられないので上から見下ろす形にはなりますが、結構間近に見ることができるので暖かい季節にロンドンに行くなら、ぜひテムズ川沿いを歩いて探してみてください♪
おまけのアドバイス
カラッとしているとはいってもロンドンの夏は暑いです。
日本と同じように四季もあります。
季節の移り方も日本とだいたい同じで、日本が夏ならロンドンも夏って感じです。
紫外線も強く降り注いでいますので、サングラスや日傘や日焼け止めはあった方が良いと思います。
少しの間、雨宿りしていればすぐ止むような雨が突然降ってくるってことも多々あります。
私は晴雨兼用の折り畳み傘を毎日持ち歩いていました。
現地の人は傘をささない人が多いなんて話も聞いてたのですが、そんなことはなく、みなさん傘さします。
なんならパラソルぐらい大きな傘をさす人、多いです。
日本人にちょうど良いサイズの傘は、やっぱり日本で買って持って行った方がいいかなという感想です。
傘ではなくビニール袋かぶる人もいます(笑)
ガチで泡付けて体や頭ゴシゴシ洗ってる人も…(自分ちの庭とかで)
そのぐらいドシャーッと降って、しばらくすると止むという雨がよく降るのです。
店先の屋根の下に駆け込んで、一緒に雨宿りした人やお店の人と「また雨だね」とかちょっとした会話をする…
なーんて昔のドラマみたいなこと、現実でできちゃう町です(笑)
暑い日や、雨に濡れたあとは上半身裸で地下鉄に乗ったり、街を歩いている男性もよく見かけます。
そんな人を見かけても暖かい目で見守ってあげて。
ロンドンを歩いている人の8割が異国人です。
それぞれの考えや文化や宗教があり、それぞれ自由に楽しく生きている。
お互い分かり合えない部分があるとしても、すぐに嫌悪感を抱くより
「私はそうじゃないけど、あなたはそうなのね」
という許容できる心の余裕があると、より一層ロンドン暮らしを楽しめるのではないかと思います。
よい旅を!!
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ぷぷる
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