どうも。毎年夏が近づいてくると新しい浴衣が欲しくなる、ぷぷるです(笑)

 

店員の接客ひとつで「買いたい⇒買いたくない」に、「買う気はない⇒買いたい」に気持ちが変化したという経験はあなたもあるはず。

 

私もネットで色々眺めては、どれが自分に似合うだろうか?生地の具合はどんな風だろうか?と日々妄想していました。

今の季節はショッピングモールなどでも浴衣をたくさん見られるので、立て続けに2ヶ所のお店に立ち寄ってみました。

 

そこでの2店舗の店員さんの対応の差で

「ここまで人の購買意欲って変わるものなのか」と自分のことながら改めて感じたのです。

 

早い話が、

・店Aでは買いたくない。なんならもう立ち寄りたくない。

・店Bではもう一度あの店員さんに会いたい。ネットである程度決めてたけど、それはやめにしてあそこで買いたいと思った。

ってことです。

 

この差ってなんなんでしょう?

値段?違います。

モノがいいから?違います。

単に欲しい柄があったかどうかなんじゃ?

…違うんです。

 

 

人(客)に対してどんな「前提」で話しているか。

で、私の気持ちのメーターが0と100に振れたわけです。

接客の内容を比較してみたいと思います。

 

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店Aの場合

よく行くショッピングモールの着物屋さんの店頭に『浴衣500円』と大きく書かれたラックを見つけたので、ふらっと立ち寄りました。

500円コーナーにはラック3~4つ分に、浴衣がずらーっとかけてありテンション上がって見ていました。

店内には4~5人店員さんがいて、それぞれがお客さんに試着させてあげていたり、お話していました。

すると一人の店員さんが私の隣にピッタリ付いて、矢継ぎ早に話しかけてきたのです。

浴衣のこと知らないだろうという「前提」

隣に来た店員さんは、

「安いですよね?」

「どんな柄をお探しですか?」

「こんなのもあるんですよ」

「それの色違いはこれです」

「そういった柄がお好みですか?」

「こういうのは人気です」

「これはちょっと珍しい柄です」

 

と、私が一つ一つウキウキしながら見ている横で次々と話しかけてきます。

正直うざいです。

今見てるんです私。

 

 

自宅にある帯に合わせるとしたらどれがいいかな?

あ、これ可愛い!けど、今持ってる浴衣とかぶるな…とか色々と考えながら。

 

まぁでも店員さんもお仕事だろうから仕方ない。

なので相づち打ちながら笑顔で言いまいした。

「ありがとうございます。一通り全部見てみますね」

 

ところが数秒後、また話しかけてきました(-_-;)

「浴衣って普段の洋服とは違うからー…(うんたらかんたら)」

「着てみないとわからないからー…」

 

 

私、詳しくはないけど割と知ってるんですよ浴衣のこと。

毎年自分で15分あれば着れるし、帯もいくつかの結び方を自分でできます。

素材を見れば着心地や、洗いあがりにどんな感じになるかもだいたいわかる。

 

何より私は普段から比較的、

「流行り」「人気」「無難」「年齢的に」とかに左右されず物を選ぶタチです。

「可愛い!」と思ったら鏡で自分の顔に似合うか見て買うかどうか決めています。

 

 

だからなんかもう、このお店では自分のペースで見れないなと感じたので、ちょっと気になった物はいくつかあったけど、店員さんが他のお客さんの方に行った隙にお店を出ました。

(500円ラックは一応全部見たけど)

安いから見てるのね

もちろん『浴衣500円』の文字に釣られてお店に入ったのは事実です。

新品の浴衣が500円で売られているの見た事なかったし。

どういう柄があるのか見てみたいというのと同時に、どういった物が500円なのかもすごく気になったので。

値札を見ると定価4000円~6000円の物でした。

 

ちょっとうんちく垂れますと、

着物や浴衣、帯やその他の小物というのは、

高い=モノが良い

の概念が結構当てはまると私は思います。

(有名ブランドや老舗呉服店などはプラスで価格上昇しますが)

 

生地や素材、染め方や刺しゅう、手縫いなどなど高い物には高いなりの理由があります。

というか高い理由がわかりやすい。

 

ちょっと話それましたが、

安いからとりあえず買っちゃえーって感覚で買いたくはないので…

「安いですよね。たくさん種類あるので気に入る柄あると思います」

「浴衣初心者さんにもまずはお安い浴衣で、楽しさを知って欲しくてこの値段なんです」

とか言われても、

「買いたい!!」にはならなかったです。

 

 

要するに…

生地も柄もお値段なりだと感じたわけです。

それが悪いって意味じゃなく、私の求めている物と合致しなかったってだけです。

とにかく買って欲しい

なんでもそうですが「とにかく買って!」というオーラ出されるとイラっとします。

まずは私のペースで、自分の感覚で選びたいんです。

 

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店Bの場合

こちらは期間限定の特設会場として着物屋さんが出していた浴衣売り場でのお話です。

そこまで広くないスペースでしたが、15~20ぐらいラックがあったでしょうか。

こちらもふらっと立ち寄ってみました。

(店Aとは別の日)

一通り商品をじっくり見て

店員さんは2人。それぞれの場所で商品を整えていました。

そこに客は私一人。

 

例によって私は、ラックの隅から隅まで一つ一つの浴衣を見て回りました。

その中で気に入った物はどこにあったかを頭にいれながら。

その間はどちらの店員さんも話しかけてきませんでした。

 

一通り見終わり、気になっていた浴衣のところに戻って少し経った頃、はじめて声をかけられました。

 

「今年は藍色をお探しなんですか?」

「そうなんです。薄い色と濃い色、派手目の柄はあるので…」

私はそう答えたあと店員さんの言葉にハッとしました。

 

 

「今年は…」

 

 

既にいくつか持っているのかもという「前提」で話してくれている。

もしくはエスパー??w

きっと浴衣が好きな人だろう

この店員さんの単なる接客の手法なのかも知れません。

この「今年は」の言葉にこんなに意味を持たせて捉える私が変わり者なのかも知れない。

だけど少なくとも、

「あなた何も知らないでしょう?」という前提の対応より「浴衣好きな人だろう」と思われた方が、気分が良いのは確実でした。

 

だって「今年は」ってことは「去年は別の浴衣を着ている人」っていう風に見てくれたってことでしょ?

私めんどくさい客かな?

でも私はそう感じて気分が上がったんだからいいやw

客の好みプラス似合うものを着て欲しい

3種類ぐらい気に入った物がありましたが、時間の関係でその日に買うつもりはありませんでした。(買う前に試着したいので)

また時間がある時にもう一度来ようと、お店を出ようかと動き出そうとした時、店員さんが

 

「着てみませんか?全部試着できるんですよ」と言ってくれました。

「すみません…時間があまりなくて、今日は見せてもらいたかっただけなんです…」と答えると、

 

「一番気に入ったの1つだけなら5分で終わりますからどうぞ」という事だったので、迷っていた2着(時間ないのに2着かーい…)を試着させてもらいました。

 

 

姿見の前に立ち、洋服の上から手早く着せてくれる店員さん。

その間にもそれとなく私の好みを聞き出すような会話をしてくれます。

 

大事なのは「汲み取る力」と「自分の意見」のバランス

試着に選んだ2着はどちらも藍色。

片方は白い朝顔、もう片方は白いひまわりの柄が描いてあります。

どちらも、ぼかしのような柔らかい線で柄が描かれていて、ひまわりの方には水彩絵の具のような淡いピンクや水色や黄色が所々に付いていました。

 

まずは朝顔から試着。

「朝顔は定番柄ですね。いくつになっても着られますね。

だけどこの朝顔はよく見るのとは少し感じが違うから可愛いですよね」

 

帯や帯締めも簡単に合わせて頂き、雰囲気を見てみる。

 

「着る前だけど…こっち(ひまわり)の方が似合いそう」

 

続いてひまわりも試着。

朝顔ステキだったけど、こっちの方が私には合うなぁ…と思ったのと同時に、

「うん。やっぱりこっちの方が似合ってますね(^^)」

 

2人の意見が一致したところで試着終了。

浴衣、帯、帯締めの料金を出して頂きました。

 

今年はネットで買おうと思っていたけど、

あのお店のあの人から買いたいという気持ちが大きくなりました。

今回の出来事から学んだこと

こちらの好みを汲んでくれた上で「私はこう思う」という意見を言ってくれると、こんなに他人の言うことに信ぴょう性が増すとは。

 

自分の意見を通すだけだと押し売りだと感じるし、

こちらの意見に同調されてばかりだと「本当にそう思ってる?」って疑いたくなる。

単純に相性の問題もあるので、私には店Bの店員と波長が合ったっていうのも大きいですね。

 

 

着物屋さんは、そう頻繁に行く場所ではないので、尚更一回の来店時の印象というのは色濃く残ります。

それに洋服の試着と違い浴衣の場合は、着せてもらう方も着せる方も少々大変。

着せてもらっている間に会話もします。

 

あなたに合う浴衣、店員さんに出会えますように!

そしてお気に入りの浴衣で花火大会やお祭り、楽しみましょうね(^^)

 

 

(その場の会話のやりとりや雰囲気って、文字にするとこんなに伝えるのが難しいだなんて…汗)

 

 

ではまた。

 

ぷぷる

 

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