こんにちは。ぷぷるです。

 

私は中学生の頃に付き合っていた男からほぼ毎日、殴る蹴るなどの暴力を受けていました。

今から20年以上前、14〜15才の時の話。

暴力は男と別れるまでの間、約2年つづきました。

 

未だに時々悪夢にうなされるほど非常に辛い体験です。

どうしてそんな相手と付き合い続けたのか?

どうやって別れる事ができたのか。

書ける範囲で綴ってみようと思います。

 

※ちょっとヘビーな話なので、気分が悪くなったら読むのやめて下さいね。

 

普段はこういう記事書いてます⇓

 

これとか⇓

 

 

闇時代への序章はこちら⇓

 

 

それでは始めます。

 

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DV彼氏の外側の顔と裏の顔

出会った頃の男の印象は、

  • ユーモアがあって話していて面白い
  • 友達や親を大切にしている
  • 話し方が優しくて気遣いができる
  • 初対面の相手とも気さくに話せる

 

これだけ見るととても良い人ですよね。

私も当時そう感じたので付き合い始めました。

それに中学生の頃は私自身、心の拠り所が欲しいと感じていたので余計に強く惹かれてしまったのかも知れません。

詳しくはこちらの記事でどうぞ)

 

でもこれは男の外側の顔でした。

一緒にいる時間が増えていくに連れ、裏の顔(本当の姿)が見えてきます。

 

付き合い始めて数ヶ月が経った頃から、彼は思い通りにならない時や私が違う意見を言ったりすると、大声で怒り出すようになりました。

そしてある日ビンタされました。

理由は記憶にないのですが、ケンカをしていた訳でもなく普通に話をしている時だったと思います。

驚いたし、叩かれるのは嫌だったので

どうしてビンタされなきゃならないのか?聞くと答えはこうでした。

 

 

 

親父はお袋をいつも殴っている。

うちでは男の思い通りに女や子供が動かない時は殴っていいことになっている。

俺だって親父にガキの頃から吹っ飛ぶぐらい殴られるのが普通。

だから今までは見逃してやってたけど、

これからは殴ってわからせてやるから感謝しろ。

 

 

 

 

恐怖しかなかったです。

今聞いているこの言葉は幻聴か?と思いたいぐらいでした。

この日を境に暴力が日常的に、そして酷くなっていきました。

 

身体的な暴力以外にも

言葉や態度でも常に威圧的に脅され続け、次第に私は自分が自分じゃなくなっていきました。

自分の意思なんてないってことにしないと暴力を振るわれるので、男の前では従順な私でいる事しかできなかったんです。

 

暴力は別れるまで約2年続き、別れたあとも恐怖に怯える生活がその後何年も続きました。

異常な束縛と嫉妬そして被害妄想

当時はまだスマホは世の中にはなく、ケータイを持っている中学生も一人もいなくて、ポケベル(通称ベル)が主な連絡手段でした。

ベルは送れる文字数も数十文字で、自宅の電話や公衆電話の数字ボタンを入力しメッセージを送信します。

例)あ→11、い→12

 

電話で話したい時も自宅か公衆電話から、相手の自宅へかけるしかありません。

 

男と私の自宅は少し離れていた為、自分が知らない間に私が浮気をしているのではないか?という疑念を常に持たれていました。

どれだけ否定しても「しているに違いない」という思い込みから、

していないということを証明する為に一時間に一回電話をかけてこいと命じてきました。

 

 

 

殴られるのが嫌なのでできる限り従いました。

常に時計を見て、指定された時間になると電話をかける。

遅れると男から怒りの電話がかかってきて、聞き取るのが難しいぐらい大声で叫び、30分とか一時間とか怒鳴り続ける…

 

自分の時間なんてありません。

 

 

他にも

土下座しろ、あそこのビルから飛び降りろ、タバコの火を目玉で消せ、家に火を付ける、家族に危害を加える…などなどあらゆる言葉で脅してきました。

 

 

よくそんなの思いつくな。

死んで呪ってやる。

 

心の中ではずっとそんなことを考えていましたが、男の前では無表情で言いなりになりました。

 

 

だって私はいいけど家族を巻き込むわけにはいかないから。

これだけは強く思っていました。

 

警察に相談する?いやいや。

何かコトが起きてからじゃないと動いてくれないらしいから無理だよね…

2人は付き合ってるんでしょ?って言われたら痴話げんかとあしらわれて、おしまいだろうし…

(当時に比べると今は割と親身に聞いてくれるのかも知れませんが)

 

それにこの状況を他人に話すっていうことそのものが、とても嫌でした。

根掘り葉掘り聞かれるのが。

友達との縁を切らされた

スマホなどない時代は、友達の電話番号や住所などはアドレス帳というノートに全てメモしてありました。

男の束縛がかなり加速してきたある日、友達のことを何気なく話していると

 

「おまえの友達は最低だ。今すぐ片っ端から電話して全員と縁を切れ」

 

と、なんとも理不尽なことを言い出しました。

もちろん拒否しましたが通用しません。

 

うしろから背中を蹴られたりしながら、そのまま近くの公衆電話まで無理矢理連れていかれました。

受話器を取ってアドレス帳を開いて番号を押され…

 

 

当時は自宅の電話しかなかったので、自宅にかけるとたいていは友達のお母さんが出ました。

「あら!久しぶりね〜元気?」

と明るく言われると涙が出そうになるのを必死に堪えて、友達に代わってもらいました。

 

そして男から言うように言われたセリフを言いました。

 

 

「あなたとはもう友達の縁を切る。

今後一切、電話とかしてこないで。

さようなら」

 

心の中では

ごめん。本当はこんなこと言いたくない!

言わされてるの!

助けて…気付いて…助けて…

 

 

これを何人にやったでしょう。わかりません。

次々と番号を押され、同じように言いました。

そして最後にアドレス帳をビリビリに破って捨てられました。

手紙や写真も全部。

 

心が痛くて、悲しくて、辛くて、悔しくて。

これで友達が一人もいなくなった…

 

 

※男と別れた後、電話番号を覚えていた友達には電話をかけて、この当時の状況を話して謝りました。

友達は、

「言わされてるってわかってたよ。

辛かったね。

そこまで酷いことされてるとは気づかなかった。

気付いてたら何かできたかも知れないのにごめんね」

と言葉をかけてくれ、仲直りしました。

 

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ただ現実から逃れたい

誰にも話せなくなったことで、精神的に追い詰められかなりおかしくなっていたと思います。

 

男からは他にも、「俺以外の男と話をするな」「学校なんて行くな」と言われていたので、

指定された時間に連絡をするため学校に行かず部屋にこもり、時間になったら男に連絡をする。

来いと言われれば自転車で30分ぐらいかけ自宅まで行く。という日々でした。

 

事情を知らない母親は毎朝、何も話さず学校に行かない私に対して泣き叫んだり怒鳴ったり叩いたり…

唯一の救いは好きな音楽をヘッドフォンで爆音で聴くぐらいでした。

 

自分はなんの為に生きてるんだろう…

泣きながら自分の腕を切りました。

痛みを感じながら目をつぶり、少し眠る。

 

酷い不眠症になっていた私は、これで心が無になり眠りにつくことができていました。

大好きな音楽も奪われた

私は部屋に好きなアーティストのポスターを貼ったり、グッズを飾ったりビデオやCDや本も持っていたのですが、そこにも男は嫉妬し激怒。

 

全てビリビリに破かれ、壊され、ゴミとして捨てられました。

一つずつ集めた大切で大好きな物たちを。

 

踏み絵のように自分で壊すようにも命じられました。

拒否するような言葉や態度をすれば即、殴られました。

 

男が好きなアーティストのCDを渡され、これだけを聴けと。

それを好きなフリをして、本当に好きな物のことは嫌いになったフリをして。

 

もう…自分は一体なんなんだろう…

この人は私をどうしたいんだろう…

 

 

 

死にたいとかじゃないんだけど

ただこの状況から逃れたい

負けたくない

でも明日はまた来てしまう

 

どうしようもない気持ちで、

毎日のように腕を切っては少し眠るというのを繰り返していました。

助けてくれたのは先生と親だった

何がきっかけだったか忘れましたが、担任の先生と保健の先生が私の異変に気付き、それまであまり強く学校に来るように言われていなかったのに

 

「教室が嫌なら保健室でいいから、とにかく毎日学校に来なさい」

と言われました。

 

その上、男から私を守るためということで、担任の先生と保健の先生が交代で自宅まで車で送り迎えしてくれるようになりました。

 

自宅では男から電話がかかってきても私に取り次がないよう、母親が徹底してくれました。

学校に行くと保健室では私が絵を描くのが好きだというのを知って、校内の掲示物(ポスターみたいな)を作るよう課題を与えてくれました。

 

でも心の中では、

「この状況にイラ立った男がいつ殴り込みに来るか…」

不安で不安でたまりませんでした。

 

先生や親からは、

私たちが守るから絶対に男に連絡したり会ったりしちゃダメだと言われてたけど、それよりも男からの報復の方が怖くて時々、公衆電話から電話をしてしまっていました。

 

 

「他の人に危害が及ばないように機嫌をとっておかないと」

DV男にありがちな「泣き落とし」

男と会ったり話す頻度は極端に減りました。

たまに電話をした時も怒るということは不思議と減っていき、逆に泣いて謝ってきたり、

私がいないと生きていけない。やり直したいんだと懇願してくる方が増えていきました。

 

これを受け入れてしまうと、

暴力→泣き落とし→暴力→泣き落とし

のループになってしまうということは、後々DV男にありがちの行動だということを知っていきますが、

当時の私はまだ知りません。

 

「こんなに私のことを好きでいてくれる」

「殴るのは本当に許せないけど、こんなに反省している」

「次こそはきっと怒りを抑えて殴らないはず」

「この人は私が必要なんだ」

などと考えてしまったんですね。

 

 

だから表向きには別れたけど本当はまだ繋がっているという状態で、私は中学卒業を迎えます。

卒業してしまえば先生方のサポートはもうありません。

 

でも彼はきっと変わったから大丈夫。

私が側で支えてあげなくちゃ。

そんな気持ちでいました。

 

 

つづきはこちら

 

 

前回のお話はこちら⇓

 

 

ぷぷる

 

 

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