こんにちは。ぷぷるです。
前回に引き続き、日曜日の夜中(月曜日の午前2時)に始まった小学生の我が子の嘔吐&下痢の体験談です。
今回は月曜日の夜に夜間救急を受診したところを書いていきたいと思います。
今回の体験談をまとめた記事はこちら⇓
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症状改善されず夜間救急へ
月曜夜9時頃。相変わらず水分すら取れずに嘔吐している子供。
やっぱり座薬も効いていないんだな。
試しにかかりつけの病院で頂いた飲み薬を飲ませてみるも…嘔吐。
症状は全く変わっていない。
このままだと本当にヤバイなと思って、大きな病院に行くことを子供に説得。
かかりつけの病院で「大きな病院へ入院…」と言われた時には大声で泣きながら拒否していた子供も、自分の体が相当しんどかったのでしょう。
それにその日は偶然、運が良いことにいつもの先生が当番で夜間救急にいるという安心感もあってか、大きな病院に行くことをすんなり受け入れてくれました。
一応入院に必要なものを準備してから車で夜間救急へ。
夜間救急で聞かれたこと
まず診察室に入ると、いつもの先生が診て下さいました。
そして症状が改善されていないことを確認するとその場で紹介状を書いてもらい、夜間救急の小児科医の先生へバトンタッチ。
食中毒の可能性を疑ってか、3日前まで遡って何を食べたのか聞かれました。
「鶏肉は?生ものは?」
うーん、、たぶん食べてないけどあまり覚えてないです…
「血が混じったりしてないですか?」
えっと…イチゴをたくさん食べた日の夜だったんで、混じっていたとしてもわかりません。
「周りで何か流行っていますか?」
インフルでお休みしてる子はたくさんいて、胃腸炎の子もちらほら。
「持病やアレルギーは何かありますか?」
小さい頃ぜんそくでしたが、今はほとんど症状は出ていません。
などなどなどなど…
他にもいろんなことを質問されましたが覚えているのはこれぐらいです。
診断結果
原因はわからないけど、胃腸炎(重い状態)との診断。
検査の結果はやはり『ケトン体』が以上に増えていて脱水状態がひどいとのこと。
ケトンか。
ケトンなぜ増えるのか?
先生が詳しく説明して下さいました。
「大人は肝臓に脂肪や糖分を溜め込むことができる。だからお腹がでてきちゃうんだけどね。
でも子供は溜め込むことができないんです。嘔吐や下痢の度にどんどん出てってしまう。
するとケトン体ってのが体内に増えてくるんです。
このケトンが多い状態がウエッてさせちゃうんだ。
2時間点滴をしてから水分が摂れるようになれば帰宅できるけど、摂れなければ入院しましょう」
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子供の点滴
待合所で待つように言われていた私のところに、点滴の準備を終えて看護師さんと一緒に出てきた我が子。
手の甲に針が刺さっていて、その上からガーゼが貼られていました。
針を刺し直されたのですごく痛い。
今刺さっている針も浮いてきちゃってて痛いって泣いてる。
子供の点滴って手の甲にするのか。
そりゃ痛いよなぁ。ママも泣きそうだ。
でもよくがんばった。
甲にガーゼを足してくれて痛みは軽減され、ベッドに横になる。
この時、火曜日の午前0時ぐらいだったかな。
看護師さんからは一時間経過したらOS-1をキャップ1杯、5分起きに飲ませてみてとの事。
私も寝不足だったのでベッドに横になりたかったけれど、イスに座ってしばし様子を観察。
時々看護師さんも見に来て私や子供に声をかけてくれる。
ありがたいな。優しいな。眠いな…
最初の一時間は嘔吐なし。
おーー吐かなかったか!
いいぞ点滴!!どんどん入っていってくれたまえ。
そこから5分起きに体を起こし、キャップ1杯の水分補給をさせる。
子供と2人で睡魔と闘いながら。
飲んで、5分待って、飲んで、5分待って。
5分待ってる間は一緒に静かに手遊びしたり、スマホのストップウォッチ機能を使って「目をつぶってピッタリ10秒(30秒、50秒とか)で止めるゲーム」
などをして過ごした。
それを繰り返して残りの一時間も嘔吐なしで、水分もきちんと5分間隔に飲めて乗り切れた。
よっしゃ!帰れる!
と思ったら最後の試練。
再度、尿検査
水分が取れるようになって終わり。ではないらしい。
『ケトン体』を外に出さなくては数値は下がっていかない。
『ケトン体』が減っているか?の確認の為に尿検査が必要。
で、ここでまた我が子
「でないからしないーーー!!」
と。
動くと点滴が刺さっている手の甲が痛いからトイレに行きたくない!と、しばらくごねてましたが出さなきゃ帰れないから。
って説得して連れて行き、
結果『ケトン体』の数値が下がってきていて、2時間嘔吐もしなかったので帰宅してOK。
ケトーン!!
今度こそ帰れる!という安心感と共に、その時既に午前2時を回っていたので一晩だけここで寝かせてもらいたい…
というのも正直な気持ちでした(泣)
今回の教訓
一番のキーワードはやっぱり『ケトン体』です。
子供の場合これを増やさないためには水分と共に糖分補給が重要。
砂糖を直接なめても良いと教えて頂きはじめて知りました。
でも今回の我が子のように嘔吐が激しいときはそれも難しい。
よく様子を観察し、迷ったら病院へ連れて行く。救急車を呼ぶ。
大人と子供では色んなことが違うから。
親になったからって子供のこと全てできるようになる訳じゃないから。
わからない時はわかる人を頼ろう。
元気になった今だからこそ振り返ればやっぱり健康ってありがたい。
そしてお医者さんや看護師さんってありがたい。
お世話になりました。
次回は発症から2~4日目あたりの夜間救急から帰宅後の様子を書きます。
今回の体験談をまとめた記事はこちら⇓
ぷぷる
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