こんにちは。ぷぷるです。
ディズニー映画好きな私ですが、
以前記事にもしたようにアニメから英語を耳だけで聞き取り理解するのは、結構難しいです(^^;)
詳しくはこちら↓の記事もご覧ください。
でも、
どうせなら好きな事から楽しく英語が学べるならやってみようかな?って思えますよね♪
それに実は会話をよく見てみると、
難しい単語や表現があまりないので簡単な会話のやりとりや、相づちの打ち方などが勉強できちゃいます。
今回はディズニーアニメ映画『Beauty and the Beast』の中から、野獣が不器用ながらもベルを初めて夕食に誘う場面をピックアップしてみました。
この会話では、最初は乱暴に声をかけていた野獣が少しずつ丁寧な誘い方になっていきますので、英語ではどのように変化していくのか一緒に見てみましょう!
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この場面の登場人物
♦Beast:野獣
♦Bell:ベル
♦Lumiere:ルミエール(ろうそく)
♦Cogsworth:コグスワーツ(時計)
♦Mrs.Potts:ミセスポット(ティーポット)
まずはセリフを英語で見てみよう
まずは一通りセリフのやりとりを英語で書き出しますので見てみましょう。
コグスワーツ達に促された野獣がベルがいる部屋の前に行き、部屋から出てこないベルに向かってドア越しに話しかけます。
ベルの強気な返事にもご注目。
(野獣がベルに声をかけている部分のセリフを赤文字にしてあります)
Beast: I thought I told you to come down to dinner!
Bell: I’m not hungry.
Beast: You’ll come out or I’ll…I’ll break down the door!
Lumiere: Master, I could be wrong, but that may not be the best way to win the girl’s affections.
Beast: But she is being so…difficult!
Mrs. Potts: Gently, gently.
Beast: Will you come down to dinner?
Belle: No!
Cogsworth: Suave. Genteel.
Beast: It would give me great pleasure if you would join me for dinner.
Cogsworth: Ahem, ahem, we say “please.”
Beast: …please.
Belle: No, thank you.
Beast: You can’t stay in there forever!
Bell: Yes I can!
Beast: Fine! Then go ahead and STARVE!!!!
If she doesn’t eat with me, them she doesn’t eat at all!
どこがどう変化しているのか?
では次に、野獣の言葉の変化を見てみましょう。(日本語の部分は私が訳してみたものです)
I thought I told you to come down to dinner!
「夕食を食べに降りて来るよう言ったはずだけどな!」
野獣さん、大声で叫びながら言っています。
こんな風に言われたら誰だってI’m not hungry「お腹すいてないの」って言いたくなります。
⇓
You’ll come out or I’ll…I’ll break down the door!
「お前が出て来ないなら…俺がこのドアを壊すぞ!」
あらまぁ。
こんな誘い方ってないですよね(笑)夕食の誘いというよりむしろ脅し?!
⇓
Will you come down to dinner?
「夕食に降りて来ないか?」
うん。ちょっぴり優しくなりました。
それでもベルは、No!…
⇓
It would give me great pleasure if you would join me for dinner.
「もしあなたが私と夕食を一緒に食べてくれたなら、それはそれはとても嬉しいのですが」
言い方も言葉もとても優しい言い方になりました。
そして
⇓
…please.
「…お願いします」
最初に声をかけた時とは比べ物にならないぐらい丁寧に、優しくお願いできました。
でもベルはNo, Thank you.「結構です」
これでまた野獣は怒ってしまいます。
⇓
You can’t stay in there forever!
「お前はそこに永遠に閉じこもっていることなんてできないんだぞ!」
飲まず食わずでその部屋の中から出て来ないつもりなのか?それはできないはずだろう!という気持ちを叫びます。
ベルはYes, I can.「できますわよ、やってやるわよ」と言い、また野獣の感情が爆発…
⇓
Fine! Then go ahead and STARVE!!!!「そいつはいい!それなら飢え死にするが良い!!」
※最後の野獣のセリフ、
If she doesn’t eat with me, them she doesn’t eat at all!
「私と一緒に食事をしないなら彼女に何も食べさせるな!」の部分は、ルミエール達に向けて言っています。
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単語や表現の日本語訳
・I thought=直訳するとthinkの過去形で「私は思った」という意味です。
「〇〇だったはず」「確か〇〇じゃなかった?」という気持ちを言いたい時に、本文を言う前に付け加えて使います。
・Will you〇〇?=人に何かを頼む時に使う疑問文です。
ただし、そこまで丁寧な言い方とは言えません。
・great pleasure=pleasureは「喜び、楽しみ」という意味があり、それにgreat「すごい」が付いているので「最上級の喜び」という感情を表現しています。
・STARVE=「飢え死に、とても空腹」という意味です。
英語で単語のスペル全てを大文字で書くのは、その言葉を強調している場合です。
(固有名詞の場合もスペルは大文字で書きますが、固有名詞以外で大文字の場合という意味です)
・Suave. Genteel.=Suave「丁寧に」、Genteel「上品に」という意味ですが、ちょっと古い言い方のようです。
・Ahem=「エヘン、ゴホン、オッホン」といった咳の声です。
話始めに「えーオホン、〇〇はというとですねー」という時に使えますね。
・affections=愛情、慈愛といった意味です。
さいごに
一つ一つは、あなたもよく見かける単語が多かったのではないでしょうか?
こんなに簡単ならもっと英語で見てみようかなーなんて思った方もいるかも。
ディズニー映画は子供でも理解できるようにと考えられているので、そんなに難しくないんですよ(^^)
歌の歌詞と歌い方などを書いた記事もありますので、よければ合わせてご覧ください↓
ぷぷる
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